ピアノが黒いのにも意味がある?

デザイン制作

こんにちは。コトフレのサクラちゃんです。
台風も温帯低気圧に変わり、ひどい被害もなく無事でよかったですね。
日中は暑いですが、夜はだいぶ冷えてきたので、皆様も体調などお気をつけください(^^♪

前回様々な色のお話をしましたので、今回もそれに続くお話です。

皆さんはピアノの色が黒い理由をご存知ですか?
もともとのピアノは木目のままだったので、自然の色をしていました。しかし、ピアノは木でできているいので、湿気の多い日本では塗料を塗らないと良い音がでない状態でした。
そのためフォーマルな色調でかつ湿気に強い漆を塗料として塗ったのが、黒いピアノの始まりとされています。

さらに、この黒いピアノは日本が先に始めたことだったので、日本から世界へと発信されました。
もともとヨーロッパから日本に伝わり、デザインを作ったのが日本というのは面白いですね♪

しかも当時のピアノは高級品で、なんと教員の給料の40倍だそうです(^^;)漆塗り(黒色)の艶やかで美しいピアノは高級感も増し、コンサートの際などに演奏者を引き立て、存在感もあるので、日本の経済成長とともに大普及をしていきました。

楽器一つにもこのような音を鳴らすためのデザインや色調に関した歴史があるので、現在生きている私たちも様々なデザインなどに囲まれていると改めて感じることができますね。

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